白山市議会 2022-12-15 12月15日-03号
本市の白山から手取川河口にかけての一帯は、海抜ゼロメートルから2,700メートルに至る起伏に富んだ地形が広がっており、そこには優れた地質遺産や自然遺産、文化遺産が多数存在しています。
本市の白山から手取川河口にかけての一帯は、海抜ゼロメートルから2,700メートルに至る起伏に富んだ地形が広がっており、そこには優れた地質遺産や自然遺産、文化遺産が多数存在しています。
時国家は、上時国家とともに本市を代表する歴史文化遺産として知られ、昭和30年代に始まった能登半島観光ブームを皮切りに一般公開をはじめ、これまで多くの来訪者に両家の持つ歴史的価値を伝えてまいりました。 両時国家を含め文化財所有者の多くは、古くから受け継がれた文化財に対する誇りと使命感を持って将来に伝えようと並々ならぬ努力をされていることを本市としても承知いたしており、敬意を表するものであります。
次に、文化財保護・活用についてなんですが、ユネスコ無形文化遺産登録など、文化財の上位指定を目指して文化財保護の意識高揚に取り組むということでありますが、現在、ユネスコ登録活動をされている海女の素潜り漁や、輪島塗は以前でしたが、そして国指定には、石川県が指定されてからもう半世紀以上私は経過していると思います。
平成29年に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界文化遺産に登録されましたが、実際に島に行けないこともあり、依然として宗像市の知名度が高くないこと、またもともと観光地ではないため、体験型返礼品の提供事業者が少ないことなどが課題となっているとのことでした。
さらに、平成28年の日本遺産認定を契機にメディア露出やイベント活用も増加しており、南加賀でも卓越した文化遺産として知名度も向上してきております。 将来の国宝指定に向けては、まずその価値の高さを学術的に明らかにすることが必要であると考えております。
これら文化遺産や従来からの観光施設に加え、食やアクティビティー、産業観光など、観光素材は多種多様であることは認識しております。しかし、現状ではテーマや各地の魅力がばらばらで、白山市に来て何を見ればよいのか、何を食べればいいのか、ぱっと答えることができません。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている地域の伝統芸能や民俗芸能については、地域無形文化遺産に係る効果的な取組を支援することを目的とする文化庁の補助事業として、デジタル化やオンライン配信といった新しい生活様式に対応した継承基盤の整備や地域の魅力発信などに対する補助金があります。しかし、地域に古くから継承されている当該地域に固有の無形文化遺産に限られるなど、限定されております。
質問の2点目は、縁付金箔のユネスコ無形文化遺産登録についてです。 2年前の12月定例月議会でも、この件について取り上げましたが、金沢の縁付金箔製造など17分野の職人が継承する伝統建築工匠の技、木造建造物を受け継ぐための伝統技術を無形文化遺産に登録する旨、勧告したと発表がされました。
ご承知のとおり、国内の世界無形文化遺産は和食、和紙などが中心でありましたが、今回、金沢箔を含め17の伝統技術で構成され、伝統建築工匠の技が12月14日に正式にユネスコ無形文化遺産に登録される運びであるというような報道がありました。 輪島塗も平成20年頃からユネスコ登録を目指し、無形文化遺産フォーラムを開催し、いち早く運動を展開してきましたが、残念ながらいま一歩のところで登録なっておりません。
3つ目ですが、社会や文化の発展に尽くした人物の業績や優れた文化遺産が豊富に掲載され、我が国の歴史や伝統文化の特色について学ぶことができるということでございます。
先月17日にユネスコの評価機関は、宮大工や左官職人など匠が継承する伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための17分野の伝統技術を無形文化遺産に登録するよう勧告したと報道がありました。 石川県では、奥能登あえのこと、来訪神 仮面・仮装の神々等に続き、縁付金箔製造の金沢金箔伝統技術が正式に決定される見通しであります。
加えて、本市の縁付金箔製造技術が、今月中旬にも、国内の16分野の伝統技術とともにユネスコの無形文化遺産に登録される見通しであることから、これを機に、金沢箔の発信と伝統技術の保存・継承により一層努めていきたいと考えています。
それでは、続きまして、大聖寺地区の歴史文化遺産についてお聞きさせていただきます。 今回、旧新家家住宅保存修理事業が予算計上されております。このこと自身は私も理解しております。そして、大聖寺地区には様々なすばらしい歴史文化遺産があることは間違いありません。 しかし、もし今後、錦城山や旧藩邸の復元など、様々なものを観光の資源として資源化しようとすれば膨大なお金がかかるような気がいたします。
地域町会の要望では、七尾市重要文化財の赤倉神社、文化遺産の幾保比城への工事の影響、名水百選の御手洗池の渇水と濁水処理、里山の尾根を削ることでの暴風雨、地震などの災害が発生したときの緊急事態体制などについて質問が上がっております。七尾市として、特色ある地域の文化を守るために、今後、事業者とどういったスタンスで向き合い、長期工事に対してどのような指導をする方向なのか、対応策について伺います。
歴史、文化遺産の保全と活用については、七尾城跡中心部の本格的な発掘調査に着手し、七尾城の解明を行いながら新たな魅力発信に努めてまいります。また、七尾城跡への多くの観光客対策としては、旧城山園の跡地を活用し、駐車場整備を進めてまいります。 さらに、移住・定住の促進については、移住コンシェルジュによる都市部への情報発信や移住者への住宅取得の助成を行うなど、受入体制の充実に取り組んでまいります。
では、質問の2点目は、金沢市スポーツ文化遺産についてであります。 本市におかれましては、スポーツ文化を通じた地域の活性化を目指して、2018年3月、金沢市スポーツ文化推進条例を制定されました。
輪島市としても、守るべき貴重な財産であり、文化遺産でもあります。 さきの天皇陛下ご即位の大嘗祭で、舳倉の海女によってとれたアワビが献上され、国内外に広くアピールできました。この機会を逃さずに積極的なPRを展開することで、付加価値がついた販売企画ができるのではないでしょうか。
また、和食が2013年に無形文化遺産に登録された今、主食としての米のおいしさが見直されております。これらを考えると、炊きたての御飯を保育所や認定こども園で提供することが、より一層、子どもたちの健やかな成長につながり、さらに子どものころからおいしい御飯を食べることでお米のファンをふやし、米の消費拡大と日本の和食文化の継承につながるのではないでしょうか。
また、世界文化遺産でもあります沖縄県の首里城が全焼し、大変残念でならないと思っております。被災地や被災場所に何らかのお手伝いができないかとの思いを強く抱いておる一人であります。 また、輪島市の子供たちも、文化・スポーツの両面で、個人・団体で多くの皆さんが活躍されていたことも記憶に新しいかと思っております。そして、ことしの流行語年間大賞は「ワンチーム」です。
今後も国指定史跡である末松廃寺跡の学術的価値、文化遺産としての価値をさらに高め、本市の魅力を伝える地域資源として活用してまいりたいと思っております。 また、国の重要文化財喜多家住宅において、建物主屋に隣接する旧酒造施設を重要文化財に追加指定するよう文化審議会から今般、国に答申がありました。